« 第143回天皇賞(春)予想 | トップページ | 第143回 天皇賞(春) 結論 »

2011/05/01

競馬小説 第4章「コーヒーブレイク」~天皇賞(春)編

人気blogランキング ←お願いします。

「えっ、ほんとうかよ?! 」とマスターの大きな目がさらに開いた。
それは先週の皐月賞は左回りが苦手と見切っていた高ちゃん。「同じ兄弟でも兄貴とは違って左回り関係ないし、1頭抜けていたよな。」後悔しきりであったが「しかし、姫には驚いたな。三連服④サダムパテック
軸に、⑫オルフェーヴルは買っていたと思ったが②ダノンバラードまで回してなかったと思ったのに、大はしゃぎなんだよ。理由を聞いてみるとなんとWIN5を①京都10R→2・15②東京10R→4・14
③新潟11T→1・14④京都11R→11・13⑤東京11R→4・12と32通りを携帯で買っていたんだと!こととら驚いて腰抜かしたよ!2億円???って聞いたら、¥810、280-だって凄いよな!すっかりご馳走になっちゃったよ」
と自分が当てたかのように自慢げに話す高ちゃんだった。「81万か。いいよな!8万だっていいよ。」と先週買いに行った電話機&FAXの設定が未だにうまくいかないらしく、部厚い説明書と電話機を交互見ながら
恨めしそうに話した。そんな話をしていると、4号ビンを抱えた姫がここあくまでもコーヒー工房「栄古堂」の店に現れた。「おめでとう!」というみんなの声に相変わらず上から目線で「まあね」と抱えていた
4号ビンの焼酎をマスターに差し出した。「これってあの幻の【森衛蔵】?!どうしたの?」とまた大きな目を見開いた。「ちょっと航空会社の機内販売限定の品物を知り合いに頼んで買ってもらったのよ。」
と限定に弱いマスターの心を揺さぶった。「えっ 飲んでいいの?悪いね。今度儲かったら奢るからさあ」と申し無さそうに言うと「いいわよ。期待してないから・・・」と姫のいつものキツイ一言にも反論できない
マスターであった。「ところで今週の天皇賞は何からですか?」と伺いをたてるような言いかたで尋ねると、姫はさらに上から目線で「聞きたい?それよりまずは緑茶杯! 」と持っていたかばんから赤ペンでびっしりと
印や書き込みがついた競馬新聞を取り出しながら、高ちゃんが引いた椅子に腰を下ろした。「あっ いけねえ。緑茶切らしちゃった。ちょっと買ってくるから待ってて!」と言いながら、マスターは店のドアを開け
駆け出して行った。「頼むよ! もー 切らさないでよ~。」と口を尖らせながら美女台無しと言う感じで言い、「ところで明日京都の天気悪いの? 重馬場ぐらいかしら? そういえばメジロ牧場やめちゃうんだって
天皇賞と言えば「メジロ」でしょ!そうCMもメジロマックイーン! 丁度20年前、天皇賞(春)1.7.12人気で決まり、大荒れだったらしいの。今年も4歳の勢いあるし、勝つのは4歳かなって。⑨トゥザグローリー
重賞2連勝と充実してるのよね。でも菊花賞走ってないし、距離が・・・・?。それより⑮エイシンフラッシュよ。血統的に父キングベストはキングマンボのスタミナ型。母は独のスタミナ血統だし、前年のダービー馬は
勝率.500 なので ⑮軸 ⑨ ① ④ ⑥ ② ⑤ よ」とまだまだ話が終わりそうもない姫の予想論だった。「でもよ。2004年の天皇賞は4歳馬のリンカーンが1番人気でダービー馬ネオユニヴァース、
菊花賞馬ザッツザプレンティ、ゼンノロブロイと4歳勢が人気独占した時、勝ったのは10番人気5歳馬イングランディーレだよ!2着にやっと4歳馬のゼンノロブロイ、3着5歳馬シルクフェイマスと大荒れだった。
今年も似ていない?」村さんいたの?と言う感じで一番初めにあの幻の【森衛蔵】に手をかけさらに「ここは①ビートブラック。この馬、中距離の良馬場では他の馬に太刀打ちできないが、雨で重馬場が予想される長距離
のスタミナが必要とされるこのレースでは鞍上も岩田ならこの馬の長所を活かす術を知っているよ。なので①軸 ② ⑧ ⑨ ⑥ ⑮」と今日は多くを語る村さんであった。「今日は仕事は?」高ちゃんが尋ねると
「明日は休み、たまには休ませてよ」とグラスに氷を入れて森衛蔵】を注いだ。「それで高さんは何でいくの?。」と言う村さんの問いに「⑨-⑮で14倍付くんで5000円 1点 勝負!」と相変わらず堅い予想である。
そんなやり取りをしていると「もう マスターまだかしら? どこまで買いに行っているの?」と姫がご機嫌悪くならないうちに帰ってきてほしいものですと高ちゃんは思いつつ「そういえば、そこのスーパーの新しい
バイトの子がかわいいっていてたなあ」とさらに油に火を注いだようで「私がいるのに!」と立ち上がり振り向きざまに小走りで店を出て行った。「ああ 怒らせちゃった。追い討ちかけるようなこというからさ。」
と村さんは高さんにそういうと「別に怒っちゃいねいよ!。ちょっとやきもち焼いているだけさ。女って言うものは自分が注目されたいんだよ。」とやり取りをしているとマスターが頭を掻きながらスーパーの袋を手に提げ
姫に背中を押され店に戻ってきた。「姫に怒られちゃったよ。偶然、町内会長に会ったので世間話していたんだよ。誰だよ余計なこと言ったのは?」とマスターに姫は「別にマスターが誰と仲良くしようとどうでもいいけど
ただ緑茶杯が早く飲みたかっただけよ!それよりマスター何買うの? 聞いてあげるわよ。」とまたまた上から目線で訪ねると「やっぱり長距離は騎手だよ。武豊は複勝率.778と今日の数字。ついで横山典は2勝2着2回、
次は和田の2勝2着1回である。よって②ナムラクレセント⑮エイシンフラッシュ⑤ジェントゥー⑥ペルーサの4頭BOX 馬連と3連複と③-⑮ のワイドで勝負さ。今度は頂きだ。」と意気込んでいた。すると姫が
「④ローズキングダム 武豊を何で買わないの? 複勝率ナンバー1なんでしょ!言っていること違うじゃないの?」とすかさず突っ込んだ。すると「まあ、そうなんだけれどどう見てもこの馬3200m合いそうもないよ。
3歳時は能力の違いで2着に持ってきたけれど、古馬じゃ誤魔化しきかないぜ。いくら武豊でもな!」とかなりの自信があるようだ。「それより姫 WIN5はどうするの?教えてよ!」とマスターの問いに姫は「今回は
難しいわ。特に東京11R難解よ。キャリーオーバーになるかもね。でも聞きたいんでしょ?①東京10R→2・8 ②京都10R→14・10 ③新潟11T→7・12 ④東京11R→5・13 ⑤京都11R→15・9 よ。参考程度にしてよね」
と今回はあまり自信無さそうな姫であった。「じゃあ 俺も乗って見るかな?」 とマスターがやる気満々でいうと姫は「やめてよ!ツキが落ちるから!!」と冷たくはなった。「それならキャリーオーバーになったら
買うことにしよう!」とマスターがいうと村さんは「そんなの当たりっこないから、やめたほうがいいですよ。その資金をほかのレースにつぎ込んだほうが確率高いですよ。」と助言に対し高ちゃんは「さすがIT関係の
仕事をしているだけあって計算が速いね。」と言うとマスターは「そんなこと誰だって高ちゃん以外の人はそう思うんだよ。でも夢みたいだろ。」といつも夢を見すぎて当たらない馬券を買ってしまうマスターであった。
果たして第143回天皇賞の結果は?

|

« 第143回天皇賞(春)予想 | トップページ | 第143回 天皇賞(春) 結論 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/89622/51543430

この記事へのトラックバック一覧です: 競馬小説 第4章「コーヒーブレイク」~天皇賞(春)編:

« 第143回天皇賞(春)予想 | トップページ | 第143回 天皇賞(春) 結論 »