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2011/10/23

競馬小説 「第72回 菊花賞」編

栄古堂マスター 

自家焙煎コーヒー屋のマスター 週末夜になると競馬好きが集まり酒場となってしまう。

高ちゃん (高 治夫) 

小さいながらも町工場の社長 マスターの中学の同級生

村さん  (村田修一) 

マスターの商社マン時代の知り合い。IT関係勤務

姫    (坂本愛子)  

紅一点 店の常連 超美人 丸の内一流会社勤務今は男より馬

「久しぶり!」という元気な声が、すっかりと日が姿を見せるのが早くなった ここ「コーヒー工房 栄古堂」で、響き渡った。 「おお、生きていたのか?」と顔も見せずに奥の工房でマスターが答えた。 その元気な声の主である姫は「当たり前じゃないの! 1憶円ぐらい当たったら 死んでもいいかな?」と言い返した。 「やっぱり、こういうやり取りが無いとおもしろくないねえ」と 高ちゃんがこの会話に加わわりさらに。 「競馬は予想して ああだ! こうだ!と言い合うのが楽しいんだよなあ。 当たればなおいいけどな!」としみじみと語る高ちゃんであった。 「そんな甘っちょるいこといっているから当たんないのよ!もっと真剣に 予想しなさいよ。今週も1番人気こないかもよ・・・・・・・・・・? 3冠馬の条件ってものが2つあるのよ。聞いてくれる? その一つは、過去6頭の3冠馬は皐月賞でも1番人気なのよね。 もう一つは、2着馬との着差で、皐月賞→ダービーで2着馬との着差が さらに開いているということなのよ。さてオルフェーヴルはというと まず、皐月賞では4番人気。 皐月賞では2着馬とは3馬身差→ダービーでは1馬身3/4とどっちの条件も 満たしていないのよ。因みに皐月賞は東京だったけど・・・・・」と重箱すみを つつくようなことを姫がまくし立てると高ちゃんは否定するかのように 「俺は1.4倍を信じるよ。⑭オルフェーヴルから ⑬ウインバリアシオンと ⑧ベルシャザールと①トーセンラーで決まりでしょ!」と言い終わるとグラスの 焼酎を飲み干した。そのタイミングを待っていたかのように村さんが 「今回はオルフェーヴルは三冠に向けて人事を尽くして天命を待つぐらい 万全の体勢という感じですかね。なので⑭ー⑱ショウナンマイティの1点勝負」 村さん自信がありそう。「ちょっと人の話聞いていたの?」と姫は緑茶杯を おかわりするかのようにコップを高ちゃんに差し出した。 「マスターは何よ? 」と工房から顔だけだし、「⑤から①④⑪⑬⑭」と 言っただけでまだ仕事が残っているらしく、奥に引っ込んでしまっった。 「そう、私は⑭から ⑬ ⑤ ⑧ ⑪ ① ② 内側が有利みたいね。」 とやっぱりオルフェーヴルが本命であった。 さて史上7頭目の3冠馬をみることができるか?

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